Macでファイルを別のユーザーと共有するには普通は2つの方法がある。
- パブリックフォルダ
- Sharedフォルダ
Drop Boxにファイルをコピーすると相手がそのファイルを見れるようになる。
ここにコピーしたファイルは誰でも見れるようになる。
これだとファイルを作った人(所有者/Owner)しか書き込みや削除が出来ない。Windowsでは共有フォルダを作ったらそこにあるファイルは自動的にそのフォルダにアクセス権がある人は誰でも読み書きできる。重要なのは「自動的に」というところ。Macではいちいち、ファイルやフォルダごとに書き込み権限を他のユーザーに与えないといけない。複数の人でMac上のファイルを編集したりするには自動的に読み書きできたほうが便利。
ところがMacでは自動的にこれをするのはなかなか難しいよう。いろいろ調べてやっと、Access Control Lists (ACLs)というのを設定しないといけないと分かった。ちょっと手順が面倒なのでここでまとめておく。
- 新しいグループを作る
- 新規にフォルダを作る
- オーナーを変更する
- パーミッションも変更する
- ACLを設定する
最初に新しいグループを作る。System Preferences -> Accounts
と開いて+を押す。ドロップメニューからGroupを選択。グループ名を入力する。ここではグループ名を「Family」とする。ファイルを共有するユーザーにチェックマークをつけておく(チェックをつけたユーザーはそのグループに所属することになる)。
ここで注意が必要なのは見た目上のグループ名はFamilyだが、OS内部の扱いは「family」(全部小文字)になること。後でコマンドを入力するときはグループ名を指定するときにはこの小文字のほうを指定する(AdvancedでOS内部でのグループ名を確認できる)。
ここから先はTerminal上で操作する。今回は/Users/Sharedの下にFamilyというフォルダを作ることにする。
cd /Users/Shared
mkdir Family
Familyフォルダのオーナーをグループのfamily (1.で作ったグループ名。小文字であることに注意)
sudo chown :family Family
このときもしかしたら :family ではなく他の指定方法もあるのかも。僕は :family でうまく行ったようなのでこれで良しとする。
フォルダFamilyにグループに読み書きのパーミッションを追加。
sudo chmod 770 Family
これが一番の肝。フォルダFamily新しく作られたファイルがすべてグループfamilyで動作するようにする。
これで共有フォルダとしてFamilyが使えるようになる。
注意点
この方法で作ったフォルダにファイルをコピーしたり、このフォルダで新規にファイルを作成した場合はグループFamilyに所属する人は誰でも読み書き、削除ができる。ところが、自分のフォルダ、例えばデスクトップに作ったファイルを「移動」すると、他の人は読むことは出来ても書き込みや削除は出来ない。その場合は、そのファイルのパーミッションを手動で変更する必要がある。

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